CATERHAM NEWS

ケータハムカーズ・ジャパン K4-GP 夏 5時間耐久参戦

2025年8月22日


ケータハムカーズ・ジャパン2025年8月13日、静岡県の富士スピードウェイにおいて開催された
「K4-GP 夏 5時間耐久」(株式会社ウィンズアゲイン主催)へ参戦しました。

■ 2026年から ケータハム SEVEN 170を使用したワンメイクレースシリーズの開催を検討

ケータハムカーズ・ジャパンでは2026年シーズンからケータハム SEVEN 170を使用したワンメイクレースシリーズの開催を検討しており、実戦・耐久テストの場として「K4-GP 夏 5時間耐久」への参戦が決定しました。使用する車両は日本の軽自動車規格で製造されたケータハム SEVEN 170 をベースに安全装備を組み込み、ナンバー付きの車両を予定しています。

  


■ 決勝レースは最終盤にドラマチックな展開が・・・

決勝レースが行われた8月13日の天候は曇り、コンディションはドライ。ケータハムカーズ・ジャパンが使用する車両は「ケータハム SEVEN 170R」。ベースとなるケータハムSEVEN 170にスポーツサスペンションやLSDが組み込まれたRパックが装着されたモデルです。決勝前の練習走行では、レーシングドライバーの加藤寛規選手がステアリングを握り、好タイムを叩き出しました。「まず軽くて、十分なパワーがありますし、マシンバランスの良さを感じました」と、加藤選手は「ケータハム SEVEN 170 R」の印象を語っています。

予選は行われず、午前10時05分、77台による決勝レースがスタート。第1スティントを担当した西面選手は23周を走行し、クラス2番手で大野選手にバトンを渡しました。大野選手は燃費をケアしながら、安定したラップを刻み、53周目に高橋選手へとスイッチ。高橋選手はクラス2番手をキープして、最終スティントの佐藤選手に襷をつなぎました。

残り1時間半を切った段階で、大粒の雨がコース上に落ち、コンディションはフルウェットに。佐藤選手は滑りやすいコンディションでマシンを完璧にコントロールし、クラス2番手を走行。ところが、表彰台フィニッシュが見えた最終ラップ、燃料切れにより、フィニッシュラインを越えることなく、レースを終えることになりました。厳しい最終結果となりましたが、「ケータハム SEVEN 170 R」は大きなトラブルもなく105周を走行。2026年のレースシリーズ開催に向けて基調なデータをチームへと持ち帰っています。

  

 

■ ドライバーコメント 

  • 大野偉貴選手(株式会社ペトロプラン取締役社長)

「非常にコントロールしやすく、クルマの挙動が分かりやすかったです。初心者から上級者まで面白く走れると感じました。ターボエンジンはトルクフルで、コーナーでは想像以上にしっかりと立ち上がってくれます。今回の富士もドライブしていて、本当に楽しかったのですが、どのサーキットでもレースを楽しめる予感がしています」

  • 佐藤考洋選手(モータージャーナリスト)

「燃料が厳しいと分かっていたので、回転数をケアしながら走っていました。最後、ウエットからドライにコンディションが戻ったことで、燃費的に厳しい状況になってしまった印象です。それでも、今回のレースでケータハム SEVEN 170 Rの魅力を十分に味わうことができました。軽自動車規格ですが、体感スピードが素晴らしく、きっと面白いレースシリーズになるはずです」

  • 西面一選手(エスシーアイ株式会社代表取締役社長)

「エコタイヤでの走行でしたが、このクルマであれば、充分にレースを楽しめると実感しました。軽さがあって、あらためて運転のしやすさに驚かされています。今回のレースを走り終えて、来シーズンから開催を予定しているレースシリーズは、レース初心者からベテランまでが楽しめるシリーズになると確信しました」

 

■ 今後の展望

ケータハムカーズ・ジャパンでは2026年シーズンから「ケータハム SEVEN 170」をベースとしたワンメイクレースシリーズの開催を予定しています。レースを通じてケータハムの魅力を体感いただける場を広げ、お客様により豊かなカーライフとモータースポーツ体験を提供してまいります。

2026年からのレースシリーズにご興味ある方はこちらをクリック

プロジェクトV、Seven170R 東京オートサロン2025 へ展示決定!

2024年12月25日


 

ケータハムカーズ・ジャパンは2025年1 月10 日(金)~12 日(日)に千葉・幕張メッセで開催される「東京オートサロン2025」へ出展いたします。
東京オートサロン2024で披露したEVスポーツクーペ「プロジェクトV」が装いも新たにホワイトのボディーカラーで展示されます。
またプロジェクトV開発パートナー各社によるパネル展示、実物紹介も予定しています。

※ Xing Mobility 液浸冷却バッテリーパック「IMMERSIOTMCell-to-Pack (CTP)」

このほかにはイギリス国内でサーキット走行やレース活動を始めるお客様向けに実施し
好評を得ている「ケータハムアカデミー」にて使用している車両を参考に、ロールケージ
オプションを採用したSeven 170Rも展示いたします。

ケータハムアカデミーの様子はこちらからご覧ください。
https://youtube.com/caterham_academy

皆様のご来場を心より、お待ち申し上げております。


なお、東京オートサロン2025開催期間中は、ケータハムカーズ・ジャパンの
公式SNSにてブースの様子を配信予定です。

公式X:https://x.com/Caterham_Japan
公式Instagram:https://www.instagram.com/caterham_japan/

 

【 東京オートサロン 2025 出展概要 】
展示場所:幕張メッセ 東ホール7 ケータハムジャパンブース
 
展示車両:プロジェクトV |  メタリックホワイト
Seven 170R | ハイパーグリーン

 

【 東京オートサロン2025 開催概要 】
開催日時:
2025年1月10日(金)09:00 ~ 19:00(ビジネスデイ[業界&報道関係者])
14:00 ~ 19:00(一般特別公開)
1月11日(土)09:00 ~ 19:00(一般公開日)
1月12日(日)09:00 ~ 18:00(一般公開日)

開催会場:幕張メッセ(日本コンベンションセンター)国際展示場 ホール1~11 / 国際会議場 / イベントホール / 屋外展示場(予定)

 

ケータハム、新型EVスポーツクーペに液浸冷却バッテリーパックを採用

2024年12月9日


ケータハムが量産・市販化に向けて開発を進めている新型EVスポーツクーペ・プロジェクト(以下、「プロジェクトV」)の試作車にXing Mobility Inc. (本社:台湾 桃園市、以下シン・モビリティー) が開発した最先端の車載バッテリー冷却技術である液浸冷却バッテリーパックを採用することを発表しました。

 

ケータハムは、2023年7月に英国グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで「プロジェクトV」のコンセプトカーを世界初公開、日本でも2024年1月に東京オートサロンで出展しました。「プロジェクトV」は、Light-weight、Simple、Fun-to-Driveというケータハムのドライビングプレジャーを最重視するDNAを受け継ぐEVスポーツクーペです。量産・市販化に向けて、現在、ケータハムは、株式会社東京アールアンドデー(本社:東京都千代田区)、ヤマハ発動機株式会社(本社:静岡県磐田市、以下ヤマハ発動機)をはじめとする開発パートナー各社と2025年の完成を目標にプロトタイプ車両の開発・製作を進めております。本年10月に発表されたヤマハ発動機によるeアクスルの供給に続き、今回、同じくEV主要コンポーネントであるバッテリーが決定、プロジェクトを推進中です。「プロジェクトV」は、2025年1月の東京オートサロンに再び出展されます。

 

シン・モビリティーが開発した液浸冷却バッテリー IMMERSIO™ Cell-to-Pack (CTP) は、優れた放熱性、安全性、そして高エネルギー密度を特徴としたバッテリーパックです。バッテリーセルを誘電性の液体に浸す液浸冷却技術で、迅速かつ均一な放熱で高い安全性を誇り、最大200Wh/kgというトップクラスのエネルギー密度を実現します。シン・モビリティーは、2015年に設立された台湾に生産工場を持つバッテリーパックメーカーであり、液浸冷却バッテリー技術における世界的な先進企業です。日本では、株式会社エッチ・ケー・エス(本社:静岡県富士宮市)とEV事業における戦略的協業を発表しております。

 

ケータハム、ヤマハ発動機と新型EVスポーツクーペ開発で協業

2024年10月2日


 

ケータハムが量産・市販化に向けて開発を進めている新型EV スポーツクーペ・プロジェクトV
ヤマハ発動機株式会社がパートナーとして参画し、協業を進めていくことを発表しました。


プロジェクトVは、2023 年7 月に英国グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでコンセプトカーが世界初公開され日本で
も 2024 年1 月に東京オートサロンでお披露目しました。

プロジェクト Vは、Light-weight、Simple、Fun-to-Drive というケータハムのドライビングプレジャーを最重視する DNA を受け継ぐ EV スポーツクーペです。

量産・市販化に向けて、現在、ケータハムは、株式会社東京アールアンドデー(本社︓東京都千代田区、以下東京R&D)とプロトタイプ車両の開発・製作を進めており、プロトタイプ車両の完成は 2025 年央頃の目標です。

ヤマハは EV のパワートレイン主要部に当たる e アクスルを独自に開発し、その試作品をケータハムと東京R&D が開発・生産を進めるプロトタイプ車両向けに供給します。車両の運動制御においても、ヤマハの技術・知見を提供し、”Caterham Powered by Yamaha Motor” を実現します。